明晰夢で人生を変える②(後編)~明晰夢習得方法・効果~

2019.4.5

  • twittertwitter
  • facebookfacebook
  • lineline
マーク・ケイ

マーク・ケイ ( 占術家 )

墨が織り成す一子相伝の占術 “篁霊祥命(こうれいしょうめい)” を主な鑑定手法とする占術家。他にも文筆家やイベント・オーガナイザーとしての顔も持つ。また引きこもり支援相談活動なども行なっている。

明晰夢の習得

スティーヴン・ラバージ教授は「明晰夢」の習得には大切な必要条件が2つあるといいます。

①「明晰夢」を見たい!という意欲
②「夢」をよく思い出すこと

夢を思い出したいと思っている人は、夢をよく思い出すことが出来ますが、望まない人は大抵よく思い出せません。

「明晰夢」を見たい!という明確な意欲(動機)があるならば、寝る前にその意思を忘れないように確認する、これから眠りに入ってから見る夢を覚えていたい、起きたらそれをなるべく詳細に思い出そうという気持ちを持つことが大事です。

夢に関して、常に関心を払っておく、夢は自分にとって大切な要素なのだという認識を持っておく、自分の見る夢に興味を抱き続けることです。

最も効果的だと思われるのは「夢日記」を付けることです。

前回の記事で、父の死後、1年間ほぼ毎日のように父が夢に現れ続けたことを書きましたが、その時に私は初めて夢日記を書くことにしました。

印象的な夢を毎日のように見ていたため、その夢には何か私が知る由もない深い意味や示唆があるのではないかという気がして、それを覚えておきたいという気持ちから書き始めたのです。

やはり日記は効果がありました。

日記を付けることが習慣となると、夢が単なる「睡眠中の副産物」という認識ではなく、自分が存在する「もう1つの世界」であるという認識が生まれ、記憶を手繰り寄せることが容易になったのです。

目覚めた後、すぐに目を開いて起き上がり、部屋の窓を開け放って外の様子を見たり、テレビを観たりすると、夢の記憶の上に、新しい外部の情報が上書きされて、忘れてしまうのではないかという危惧がありました。

ですから、しばらくベッドの中で目を閉じたまま、先ほどまで見ていた夢の印象的な部分を、リピート再生するように想起していました。

それが睡眠中の記憶から、覚醒中の記憶にしっかりと移行されたのを確認してから、他の思い出せる部分を思い出して行く作業をします。

それから、その記憶の断片をメモに取り、再構成しながらパソコンの中に保存していきました。

勿論、これは私の方法ですが、寝る前にノートや日記を枕の傍らに置いて、意欲を高め、起きたらすぐにペンを取れるようにしておくという手段もあります。

こうすれば、途中覚醒しても、その時点で見ていた夢の断片をすぐさまメモすることが可能です。

私自身の体験からも、メモをすればするほど、日記に書けば書くほど、記録すればする程、たくさん夢を思い出せるようになっていきます。

夢日記の利点は他にもあります。

夢日記を読み直すことで、自分の見る夢の特徴などが理解出来、またそれに慣れることが出来るので、夢を見ている最中に、それが夢であるということに気付き易くなる点です。

目覚めた時には、時計を見たり、慌てて身体を起こしたり、身体的な行動を取る前に、今見ていた夢は一体どういう夢だったのだろうと、夢を想起する癖を付けておくことが大事なのです。

朝、目覚めて一番に取る行動は、身体的行動ではなく、夢の想起であるということをしっかり自分に植え付けておくことです。

この時に、思い出せなかったり、つい想起するよりも先に、身体を起こしたり、今日の仕事や遊びのスケジュールに関して、あれやこれやと思い巡らせてしまったとしても、焦らずに日々「夢」に関しての関心を保ち続けることが大切です。

夢日記を付けたり、見た夢を何らかの形でメモして忘れないようにしたならば、それを是非寝る前に読み返してみましょう。

そうすることで夢に対する関心を維持させ、また「明晰夢」を見易い意識状態へと繋がって行きます。

「明晰夢」を見る為の方法

スティーヴン・ラバージ教授の著作「明晰夢 夢見の技法」に詳しく紹介されていますが、既に8世紀のチベットの手稿(手書きの原稿)である「夢状態のヨーガ」に「明晰夢」を見る為の方法が詳しく解説されているのです。

その方法は大まかには以上のようなものです。

①「決意による理解」と言われる方法(2つ実践方法があります。)

・日中「万物の実態は夢である」と持続的に考え続けるということ。覚醒時の体験が夜の夢に与える効果を利用するものです。

・「夢の状態を理解しようとする断固たる決意」

ここには「"明晰夢"を見たいと思う人が努力しても初めはうまくいかないならば、毎朝"夢の状態の本質を理解しよう"と最低21回は努力してみよ」と説かれています。

②「何をしていようとも『私は在る』と想起する」方法

これは今流行のマインドフルネスや密教の修法を思い起こさせます。

精神を集中させることで、自分という存在を強く意識することが「明晰夢」を見ることに役立つのでしょう。

ヨーガの行者達は恐らく「明晰夢」がもたらす効果についても、それだけの深い確信があったのでしょう。

●『私は在る』についての興味深い話し

精神科医のチャールズ・マックフィーが「みたい夢をみる方法 明晰夢の技術」の中で紹介しているオリバー・クラークという方が「明晰夢通信」という夢の雑誌に寄せた話しです。

彼は、"昼間ずっと意識を持ち続けていること" が明晰夢を見るためには必要なことだと言います。

勿論、多くの方は「誰だって人は昼間、ずっと意識を持ち続けているではないか」そう疑問を呈するでしょう。

しかし彼は「それは違う」と断言します。

つまり人は昼の間、大抵何かをし、何かを考えています。それは起きている間中、延々と連続し、しかも無意識的です。

彼はこう続けます。人は決して立ち止まって、こんなふうには考えないと・・・

「私はいまここにいる。私はいま自分が存在していることに完全に気付いている。私は今この音を聞いている。私はいまこれをみている。私はいまこの匂いを嗅いでいる。私は自分が誰かを知っている。自分がどこにいるか、なにをしているか、自分が住んでいる場所と理由を知っている。そして、自分の記憶をすべて使うことが出来る」

確かにそうなのです。

私達は昼間、意識的に動き、思考していると確信していますが、そのほとんどは無意識的なのです。

呼吸を意識することもありません。

自らの意思の力で、吸う、吐く、吸う、吐く、と呼吸の動作をしなくても、私達はこうして生きています。

車の運転をしながら、今日起こったことを思い出したり、この後のスケジュールについて考えたりしますが、そうしながらも目の前の道路に、スピードメーターに、バックミラーにと次々に何かに思考が向けられて行きます。

自宅で机に向かっていたとしても、外から聞こえて来る子供の遊ぶ声や、車のエンジン音、風の音、鳥のさえずりにさえ気付かずに、ペンを走らせたり、キーボードを叩いたりしています。

よくよく振り返ってみると、私達は起きている間中、そのほとんどの行動や思考が意識しないままのものであることが分かります。

起きているにもかかわらず、眠っているのも同然なのです。

何かをしている意識のないまま、他のあることをし、ある考えに集中し過ぎて、自分の廻りにあるものに全く気付けていないわけです。

連続する思考は、ただただ流れていたり、漂ったりしているだけで、その思考そのものに注意を向けたりすることはあまりありません。

しかし、人は不思議なもので、連続的に運ばれる思考の流れの中にいても、複雑な行動を取ることが出来るのです。

人の思考が連続的に、無意識に流れていることを示す例を、チャールズ・マックフィーは挙げています。

「ずっと昔のある出来事など、いつもと違うことを考えている自分にふと気付いたが、なぜそのようなことを考え始めたのか、どうしても思い出せないという経験をしたことはないだろうか」

こうした経験は、自分の心は普段ただ漂っているだけで、そこで起こっていることをほとんど注意していなかったということが分かると指摘します。

オリバー・クラークの「明晰夢」を見る方法

さてオリバー・クラークは「明晰夢」を見る為に、どんな方法を試したのでしょうか。

それは自分の左の手のひらに「意識」の「い」の字を書き、時計を見る度に、また、そうでないときも、それに目をやったのです。

この訓練をはじめて1週間後に、彼は初めて「明晰夢」を見ます。それ以降も1週間に1度の頻度で「明晰夢」を見ているそうです。

夢をよく覚えていられる人、勿論「明晰夢」を見ることが出来る人は、日中の行動や思考に、意識が注ぎ込まれている人だと言えるのではないでしょうか。

自分の社会的な役割に追われ、スケジュールに追われ、それをこなすことに慣れてしまっている人は、一日の行動が無意識的、機械的になってしまう傾向にあります。

それをこなし、予定通りに終わらせることが出来たとしても、能率的、効率的に進行されたものであっても、真にクリエイティブなものとは言えないのかもしれません。

何故それがクリエイティブなものにならないのかというと、それはやはり、1つ1つの行動や思考が「意識」されたものとは言えないからなのではないでしょうか。

昼間に、真の意味で目覚めていないのなら、当然、睡眠中も目覚められないということになります。

逆に言えば、昼間なるべく「意識的」な行動や思考が出来れば、睡眠中に目覚めることができ、尚且つ昼間の時間帯をよりクリエイティブに過ごせることになります。

そしてそれが自己実現へ繋がって行くことは明白なのです。

こういうことからも「私はここに在る」という意識の重要性が理解出来ます。

今、様々なメディアで取り上げられ一般的な認知度も上がって来た「マインドフルネス」などは「明晰夢」を見るためには最適なのかもしれません。

さまざまな「明晰夢」を見る方法

さて、他にもいくつか「明晰夢」を見る方法が紹介されているので紹介しましょう。

身体技法

眠りへ移行する時に、自分の身体が「どこか他の場所」にあって、ベッドに横たわっているのではなく、何か他のことをしている自分を単に想像する。

もし「どこか他の場所」にいる自分自身を鮮明に見ることができ、そしてそれが夢であることを忘れていなければ、明晰になれる。

自我点技法

入眠時に、間もなく自分の身体を知覚しなくなる、という考えに集中する。

◎数を数える

これは私自身も何度も試し「アストラル・プロジェクション(体外離脱)」に成功した方法です。

この数を数えるという技法は密教の「数息観(すうそくかん)」という瞑想法が有名です。

「数息観」は、座禅を組んで座り、自分の息を数えて行くものです(吸って、吐くを1つと勘定する)。私は、これを睡眠時に行ないました。

スティーヴン・ラバージ教授も眠りに落ちて行く間に数を数える方法を試して「明晰夢」を見ることに成功しています。

ある程度の注意深さを維持しながら、数を数える(「1つ、私は夢を見ている、2つ、私は夢を見ている・・・」)というものです。

もしかすると一番、実践し易い方法かもしれません。

記憶法による明晰夢誘導(MILD

1.早朝、自然に夢から覚めたら、記憶するまで何度も夢を思い返してみる。

2.次にベッドに横になったまま眠りへと戻りながら、「次に夢を見る時、私は自分が夢を見ていると分かっていることを思い出したい」と自分に言い聞かせる。

3.リハーサルとして、夢の中に戻った時の自分自身を視覚化する。ただし今度は、実際に夢を見ていると分かっている自分を想像する。

4.自分の意図がハッキリしたと感じるか、寝入ってしまうまで、2と3の手順を繰り返す。

私が実践した方法

ここからは私が実践した方法を紹介しましょう。

筋弛緩法

仰向けに寝て、足の指にまずは意識を集中させます。

つま先から足首にかけて力が完全に抜けて行くことを想像します。

この時に心の中で「力が抜けて行く」と言い聞かせるのも良いかもしれません。

つま先から足首にかけて力が抜けきったと感じたら、膝、腰、腹部、胸部、肩、と徐々に上に向かって脱力させていきます。

頭部まで、力が完全に抜けたと感じる頃には、その力が抜けたことをつま先から再び順に確認をしていきます。身体の各部へ意識を定めることで「明晰夢」へと移行し易くなります。

ブランコ法

これはアストラル・プロジェクション(体外離脱)を実践したい場合にも有効な手段です。

アストラル・プロジェクションへ移行しない場合は、大抵「明晰夢」の状態へ至ります。

まず何十メートルもあるような巨木の枝に吊り下がった手作りのブランコに乗っていることをイメージします。

そのブランコを漕いでいる時の目線で周囲の景色が動いていることを、ありありと想像して下さい。

そのブランコをどんどん強く漕いで、最終的には一回転するようにイメージします。自分の目の前に広がる景色がどのように変化するのか、なるべくリアルな想像が出来るようにします。

このイメージがクリアーになるごとに「明晰夢」に至り易い状態になります。

アストラル・プロジェクションの実践の場合は、揺れ動くブランコから飛び降りるイメージが出来た時に、体外離脱の状態へ移行する糸口が見出せます。

二度寝法

これもアストラル・プロジェクション(体外離脱)にも有効な手段です。

またこの状態で夢を見ると、非常に鮮明かつ、印象的な夢を見る傾向にあります。

ただし、ただまどろみに身を委ねるのではなく、必ず夢の中に足を踏み入れようとする意識が必要です。

チーズを食べると明晰夢が見やすくなる!?

もう1つ面白い方法があります。

実はイギリス産のブルー・チーズ「スティルトン・チーズ」を食べると明晰夢が見やすくなるというのです。

これにはある経緯があります。

イギリスなどでは「就寝前にチーズを食べると悪夢を見る」という迷信が古くからあり、これを憂いた「英国チーズ委員会」という団体が200人(男女100名ずつ)の被験者に対して実証実験を行ったのです。

スティルトンの他、チェダー、レッドレスター、ブリティッシュブリー、ランカシャー、チェシャーの6種類のチーズをそれぞれ7日間、就寝30分前に20g食べて、見た夢を起床後に記録するというものでした。

すると被験者の大半が「悪夢」ではなく、「楽しい」「不思議な」夢を見ることが分かり、その中でも「スティルトン・チーズ」を食べた場合に突出して「楽しい夢」「不思議な夢」を見たという結果が出たのです。

●チーズ毎の夢の傾向

スティルトン・チーズ:食べた85%の女性はファンタジー映画のような不思議な夢を見ることとなり、男性では75%が明晰夢のような非常に鮮明な夢を見ました。

チェダーチーズ:食べた65%の人達はジョニー・デップなどの有名人の登場する夢を見ています。

レッドレスター:食べた65%の人達は学生時代や長年所在不明だった幼馴染、以前暮らしていた我が家や故郷などの懐かしい夢を見ました。

ブリティッシュブリー:食べた全ての女性が素晴らしいリラックスした夢を見ましたが、一方の男性は脈絡のない変わった夢を見ることとなりました。

ランカシャー:食べた人達の全体の3分の2は非常に現実的な仕事の夢を見ました。

チェシャー:食べた半分以上の人達は深い眠りを体験していて、夢を見ていたことさえ覚えていませんでした。

このようにチーズの種類で睡眠の質から、夢の種類までもが大きく左右されることが分かります。

何故「スティルトン・チーズ」にこのような効果があるのかは、はっきり分かっていませんが、ブルーチーズのバクテリアや真菌(トリプトファントリプタミンなど)に睡眠に影響を与えるような効力があるのではないかという説もあるようです。

実際に就寝前に20g以上の「スティルトン・チーズ」を食べて、明晰夢を見たという方のお話を聞いたことがあります。

食べて寝るだけをいう簡単な方法ですから、試してみる価値はあるかもしれません。

私自身もスティルトン・チーズを就寝30分前に食べる実験を行いましたが、非常に鮮明で示唆的な不思議な夢を見ています。(British Cheese Board 「Sweet Dreams are Made Of Cheese」

二度寝の活用方法

前回の記事で睡眠のメカニズムを詳しくご説明しました。

人は「ノンレム睡眠」といわれる4段階の睡眠レベルを経て眠りに付き、これに加えて「REM睡眠」という夢見の状態の脳波が対を成して存在します。

「ノンレム睡眠」の第一段階から第四段階を経て「REM睡眠」の状態となるまで約90分(人によってレム睡眠に到達するまでの時間には誤差が生じます)です。

この脳波の推移を上手く活用する方法です。

「二度寝」ということは一度目覚める必要があります。

REM睡眠」中に目覚ましなどで強制的に目覚めると、覚醒時に倦怠感が出たり、眠気がいつまでも残ったり、気分が滅入るなどの弊害が出てしまいます。

これは「REM睡眠」が記憶や思考の整理を行なっているためで、この時に強制的に目覚めるのは、その整理作業を途中で終わらせてしまうことになります。

*(夢見(REM睡眠)を阻害しない、記憶や思考の整理を途中で終わらせない起床の仕方は90分の倍数(3時間、4時間半、6時間、7時間半)を避けて起床するということになります。

厳密には90分の周期に、REM睡眠の持続時間が加わりますし、人によって周期にも差が出るので明確な時間を算出することは不可能ですが、大まかな目安にはなります)

この「REM睡眠」を阻害しない形で、一度目覚ましなどを使って起きます。

起きるといっても、なるべく身体を起こしたり、トイレに行ったり、テレビを付けたりなどの刺激を自分に与えず、目覚ましのアラームを消して、なるべく迅速にまた眠りに付くことが大事です。

90分周期で「REM睡眠」状態となり、その持続時間は5分から40分で一定ではありません。

6時間睡眠では4回、8時間睡眠では5回の「REM睡眠」が訪れる計算になります。睡眠時間が経過する毎に「REM睡眠」の持続時間も長くなって行く傾向にあります。

このことを考え合わせると、眠りが比較的浅い段階になり、なおかつ「REM睡眠」を阻害しない時間帯に一度目覚めて、二度寝をすることが望ましいと思われます。

人によって脳波の推移は違いますから、一様には言えませんが経験上6時間前後の睡眠であれば4時間前後経過した辺りで目覚ましをかけることが最適ではないかと思います。

●時間に余裕がある場合は。。。

「二度寝」でも一端起きた時に、すぐに寝ないで1〜2時間普通の日常の生活を送ることです。

起きてトイレに行ったり、掃除洗濯などの家事をしても結構ですし、散歩をしても大丈夫です。

そうした日常の動作を行なった後、再び数時間眠ります。

一回目の睡眠で長く寝過ぎると、二回目の睡眠が出来なくなるので、一端先ほどと同じように4時間程して目覚ましなどで起きた方が良いでしょう。

自然に4時間程で目覚めてしまったら、そのまま起きて1〜2時間日常の行動を取りましょう。二度目の睡眠は2時間から4時間がベターです。

この睡眠パターンでも、非常に鮮明な夢を見る傾向にあります。

また人間は本来、大昔から「二度寝」をすることが習慣となっており、人間の身体や心にとって最も望ましい睡眠の在り方であるという研究成果もあります(精神科医 トーマス・ベーアによる)。

The Myth Of The Eight-Hour Sleep <BBC>

大多数の人にとって遥かに簡単に、夢の中で明晰になれる方法があると、ラバージ教授は書いています。

『自分の夢によく慣れ親しみ、それらの夢にどんな夢らしい特徴があるかを知り、夢が起こっている間にそれが夢であることをはっきり認識しようと、ただ意図すること』

「夢らしい特徴を知る」ということは、私も実感しています。

私が「明晰夢」を見る時は、ベッドに入って目を閉じ、眠りに入るまで「自分の夢によく出て来そうな情景をありありと思い浮かべる」からです。

例えば私はレトロでノスタルジックな田舎町、セピア色の似合う少し古びた、寂れたような通りが好きです。夢の中にもそのような場所がよく登場します。

これが私の「夢らしい特徴」です。この特徴を眠りにつく時に瞼の裏のスクリーンに投影するのです。

そうすると、自分が想像している町の中に、自分が立っていることに気付くことがあります。

つまり目を閉じて、これから眠りにつこうとして目を閉じる。

目を閉じて自分が最も心地良い、好きな場所や情景をより具体的にイメージをする、自分が夢で見ることが多い、典型的で、特徴的な情景をありありと思い浮かべる。

すると、その情景の中に自分が主観を持って存在していることに気付くのです。想像の世界から、夢の世界へと明晰さを保ったまま移行出来たのです。

(ここから先、自分の思うように夢の中で行動するには、まだ次なる段階を経る必要がありますが...)。

ページ 1 ページ 2

マーク・ケイ のプロフィール

マーク・ケイ

画家の父、歌人の母のもと、福岡市博多区で生まれる。

バンド活動を経て、DJ、オーガナイザーとしてアート系イベント、音楽イベントなどを多数手掛ける傍ら、フリーライターとしても活動。音楽雑誌でのアーティスト・インタビュー記事に始まり、書籍、フリーペーパー、WEBなどの媒体で社会問題からオカルトまで幅広いジャンルでコラムを執筆。

引きこもり、不登校、心の病など自身の経験を活かし「ピアカウンセリング」を主軸にしたコミュニティを立ち上げる。のちにひきこもり支援相談士として当事者やその家族のサポート、相談活動を行う。

現在は亡き父から継承した一子相伝の墨を用いた占術『篁霊祥命』や独自のリーディングによって鑑定活動を行っている。2019年で鑑定活動は14年目を迎える。

↓こちらからマーク・ケイ先生の鑑定を受けられます!↓
うらなってMe

おすすめ関連記事

2020 07/06

対話のカギは「尊重」と「ありのままの、穏やかな自分」『対話師 山内ちえこ~「対話」からわかる魂の計画(第三回)』

2019 05/30

天狗の礫(つぶて)は神様からの警告 〜神社は神意と向き合い、本当の自分に出会う場所〜